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コメの有機農業を見学しました
- 菅田 健作
- 2017年6月5日
- 読了時間: 2分
今回は島根県の奥出雲にある安部さんの田植えを見学しました。安部さんの田んぼはおおよそ40年前から無農薬、無化学肥料の有機農業だそうです!そのおかげでほかの田んぼとは違う特徴や不思議がありました!

安部さんの田んぼは斐伊川の源流付近にあります。つまり水田に農薬を大量にまいてしまうと、その農薬が下流に流れてしまう。だからこそ上流の水田では農薬を使わないようにしよう。そんな思いで有機農業をされています。

雑草を減らすために農薬の代わりに「紙マルチ」というものを使います。これを使うと地面に日光が当たらないので雑草が生えることがありません。紙も3か月ほどで分解されます。

田植え機が通った後をならしていると…「あれ?泥の色が少し違うような?」
普通の田んぼの泥の色は灰色です。でも安部さんの田んぼの泥は少し茶色がかっていました!それに粘り気もすごい!話を聞いてみると普通の畑とは微生物の種類や量が少し違うからとのこと。40年も有機農業をすると変わるんですね。
でも有機農業はとても時間とお金がかかります。今回紹介した紙マルチも農薬と比べるとかなりお金がかかていますし、敷くのも時間がかかります。
安部さんに味についても聞いてみました。実は格別味がいいわけではないそうです。環境いい農業だからこそやっているのだそうです。
これからも安部さんの田んぼを見学させてもらおうと思います!収穫が楽しみですね!